セサミンは、ゴマにしか含まれていない有効成分であり、摂取することでガンといった病気の原因となる活性酸素を除去してくれます。
このセサミンは、ゴマ一粒あたりにわずか約1%程度しか含まれていないため、効率よく摂取するためにはサプリメントが適しています。
しかし、妊娠中と授乳中はサプリメントからセサミンを摂取することは控えたほうが良いでしょう。
2-1.胎児や赤ちゃんに及ぼす影響がはっきりわかっていない
サプリメントの摂取による胎児や赤ちゃんへの影響を調べるためには、実際に妊娠中や授乳中のお母さんの協力を得て臨床実験を行う必要があります。
しかし、取り返しのつかない事態が起こってしまう可能性も考えられるため、このような実験を行うことはできないのです。
このため、サプリメントの摂取による胎児や赤ちゃんへの影響ははっきりとわからないため、妊娠中や授乳中は摂取を控えたほうが良いのです。
2-2.体の状態が普段とは違うため
妊娠中や授乳中は、妊娠前と比べて体の状態が変わります。
また、妊娠中は、ホルモンバランスを整える薬や出血を防ぐ薬などが処方される場合があります。
このように、人によって体の状態や処方される薬は異なるため、正確に飲み合わせることは困難です。
こういったことから、妊娠中や授乳中は念のためセサミンといったサプリメントの摂取は控えたほうが良いのです。
サプリメントの摂取は、妊娠中や授乳中は控えたほうが良いです。
しかし、セサミン自体は冷えなどの改善や免疫力を高める効果があるため、妊娠中や授乳中も摂取したい成分です。
妊娠中や授乳中にセサミンを摂取するなら、ゴマから直接摂取しましょう。
ゴマから摂取する場合は、セサミンの吸収率を上げるために、ゴマをすりゴマやゴマペーストなどにすると良いです。
ゴマは一粒一粒が硬い殻に覆われていますが、すりゴマやゴマペーストにすることによって、殻が細かくなり吸収率も高まります。
また、セサミンを含んでいるゴマは、一粒あたりに脂質を約50%も含んでいるため、食べ過ぎてしまうと肥満に繋がってしまいます。
特に、妊娠中は胎児や出産のために体重増加に気をつける必要があるため、食べ過ぎてしまわないように注意しましょう。